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2018.12.03

11月30日 「四国新幹線関連」インフラ整備委員会・観光振興委員会講演会

インフラ整備委員会会(委員長:武内英治)観光振興委員会(委員長:門田実)では、国際ホテル松山において、大阪産業大学工学部 都市創造工学科 教授 波床正敏氏をお招きし、「四国新幹線の実現がもたらす未来」と題して講演会を開催した。
 講演会には、愛媛県新幹線導入促進期成同盟会関連団体や、学生、専門学生あわせて約200名が参加。
世界的な高速鉄道整備費用で見ると日本の新幹線投資はそれほど多いものではなく、全体予算の中での整備費用は極めて小さい。本四架橋は人口減少を緩やかにする効果があったが、この先のインフラ整備が地域発展のポイントとなる。予讃線は間もなく100歳を迎え更新しなければならないが、複線電化の効果は限定的であるため、現代的な意味での改良は新幹線化である。また現在の人口ベスト15の都市はほとんどが新幹線開通区間であることからも、地域が発展するためには必要不可欠なものである。また今後の課題として、四国新幹線として国土軸を形成するか、今治を経由するかといった課題や、このままでは完成まで時間がかかりすぎるため、整備手法についても考えていくべきであるとの話があった。